ペット情報
  • スコティッシュフォールド
  • 9歳
  • 4kg
  • 病名/ストルバイト尿石症
  • 薬名/トランサミン

5年前、ストルバイト尿石症と診断されました

猫がトイレを出たり入ったりウロウロしており、観察しているといつものようにしゃがんで排尿のポーズはするものの、尿が一滴も出ていませんでした。

何回か繰り返した後、少量の尿をしたのでトイレシーツを見てみると、普段と比較して赤っぽい色の尿が点々とあり、血尿だとわかりました。

猫は腎臓系が弱いので、尿閉塞になっては大変だと、トイレシーツごと持参して動物病院を受診しました。

シリンジを頂き、採尿して再度受診し、顕微鏡を覗かせていただくとストルバイトがたくさんあり、ストルバイト尿石症だと診断されました。

トランサミン錠を与えたら5日ほどで改善

ストルバイト尿石症は腎臓や膀胱内に石(ストルバイト)ができてしまい、排尿時の痛みや不快感、排尿障害をもたらします。

重症になると排尿ができず、尿毒症になってしまうこともあるそうです。

もともと猫には多いとのことで、遺伝的なものなのらしいとのことでした。

ただ、獣医師が周辺地域の犬猫の結石がすごく増えていて、水道水が怪しいのではないか、と仰っていたので、水道水をそのまま与えていたのを、浄水器を通してから与えるようになりました。

治療方法は風邪で喉が痛い時などに人間にも処方されるトランサミン錠を、包丁で4つに割り、一片ずつ1日2回与えました。1日に半錠の計算です。

粘膜を強くする薬ですので、膀胱内がストルバイトで傷ついてお腹がチクチクするのを緩和してくれます。10日間ほど毎朝毎晩口の中に押し込んで飲ませました。

与えてすぐに効果が出始めましたが、トイレに出たり入ったりが完全になくなったのは5日後くらい、獣医師のアドバイスで計10日間ほど飲ませました。

重症化する前に発見できてホっとしています

トイレを出たり入ったり、周辺をウロウロしている姿が痛々しかったのですが、すぐに薬が効いてくれてほっとしました。

尿閉塞までいってしまうことはメスの場合は稀のようですが、やはり重症化してしまうと外科的に処置するしかなくなってしまうので、内服薬で対応できてよかったです。

人間にもおなじみの薬でしたので、それも安心できる要素だったかもしれません。

トイレを速やかに終えられ、血尿ではないいい色のおしっこがシーツにされていると、当たり前のことですが有り難い気分になります。

トランサミンは結石を溶かす薬ではないので、症状がまた出ることはある、と獣医師に指摘されていた通り、何度か同じような血尿の症状が出ましたが、その度にトランサミンで症状を抑えています。

あまり痛みが強いようなら、長期連用には向きませんが、短期的に鎮痛剤を使うこともあるようです。

猫に多いストルバイト尿石症

猫のストルバイト尿石症はとても多い病気です。

総合栄養食として与えられる溶解食や療法食がいくつかのメーカーから市販されていますので、それらを与えることで防げる部分は大きいものの、どうしても体質的に血尿を繰り返してしまうこともしばしばです。

普段からトイレの様子、尿の量や色などに注意して、少しでも異常を感じたら採尿と受診して、猫にとって負担が大きい、カテーテル排尿や開腹手術などの処置に至る前に、投薬のみで治療できるようにしておきたいですね。