- 猫
- 雑種
- 7歳
- 4.2kg
- 病名/神経性膀胱炎
- 薬名/トランサミン
数ヵ月前の話ですが、うちのネコが「神経性膀胱炎」になってしまいました。
引越しをしたときのストレスが原因のようで、頻回にトイレに行くけれど、おしっこは少ししか出ない状態。
トイレに入っては、すぐに出る、の繰り返しだったので、観ていてすぐにおかしいと感じました。
それに気づく前に、ほかの症状もあったのかもしれませんが、気づいたのはその行動です。
おしっこの量も少ないのですが、血尿があるのかどうかは見た目ではわかりませんでした。
もともと少し神経質なところがあるので、引越しがストレスだったのかもしれないと思い、かわいそうになりました・・・。
症状が人間と似ているのも特徴です!
症状的には、人間の膀胱炎と変わらないので、きっと膀胱炎だろうな、と思って獣医さんに連れて行きました。
母が膀胱炎になったことがあり、人間の膀胱炎の症状を知っていましたので、きっと膀胱炎だろうなあ、と思いました。
ですから、特に調べることはせず、獣医さんに連れて行こうと思い、実際に連れていきました。
診察の結果、単なる神経性の膀胱炎なのか、尿石によるものなのか、不明ですが、とりあえず、神経性膀胱炎の治療をしてみてよくなれば、といわれました。
できれば、おしっこ検査をしたかったようですが、取れる状態ではなかったので、検査はされませんでした。
症状が改善しホッとしました!
獣医さんから処方されたのは「トランサミン」という消炎剤です。
薬の効果かどうかはわかりませんが、数日間で、膀胱炎の症状はおさまりました。
神経性のものなので、消炎剤で治るというよりも環境適応だったかもしれません。
劇的によくなったというわけではありませんが、症状が改善したときにはほっとしました。
やはり繰り返しトイレに入って真剣な顔をして、おかしいなという表情で頑張っている様子をみるとかわいそうでしたので。
加えて、世話をする側としても、トイレの砂が膨大な量、まき散らされてしまい、その都度、トイレとトイレの周囲を片づけることは大変でしたから、その世話に追われなくてもよいというのも、人間の側の精神的ストレスがなく、ほっとしました。
自己判断する前にまずは受診を!
動物は口がきけず、人の目で観察をして健康の異変に気付いてやらないといけません。
人間のように市販薬で治療をするという方法がないわけではないと思います。
たとえば、繰り返し同じ病気で、というときには、自己判断も可能で、薬も購入して与えればよいと思います。
でも、そうではない場合には、必ず獣医さんに連れて行く必要があると思います。
口で症状をきちんと説明をすることもできませんし、基本、外敵から身を守るために、ぎりぎりまで我慢しているので、悪化して取り返しのつかないことになる前に受診をするべきだと思います。