ペット情報
  • シャムMIX
  • 17歳
  • 2.1kg
  • 病名/猫ウイルス性鼻気管炎、16年半前
  • 薬名/エコリシン点眼液、テトラマイシン目軟膏、サンテマイシン点眼液、エリスロシン錠、セファレキシン錠、インターキャット(注射)

病気の症状や特徴は?
「猫風邪」「猫インフルエンザ」と呼ばれる病気です。鼻水・くしゃみ・結膜炎(目ヤニや涙が多くなる)・発熱・食欲不振など、一見したところ人間の風邪を連想させるような症状が出ます。

目やにと頻繁にくしゃみをする子猫

夫が保護して我が家に連れてきた時点(後の推定で生後4ヶ月)で、目やにで両方のまぶたが塞がっていて涙を流し、頻繁にくしゃみをして茶色い鼻水を飛ばしていました。

私は猫を飼うのは初めてだったのですが、夫は過去に猫を飼ったことがあり「子猫は大体そんなもんだよ」と大して気にも留めませんでした。

しかし、我が家にきて3週間近く経っても症状が変わらず、いくら目元を拭ってやってもすぐに目やにがついてしまい、右目からの涙が止まらないことも気になりました。

ネットで調べたところ病気の症状であると気づき、獣医さんにかかることにしました。

「この子の目ヤニもくしゃみも病気みたいなんだけど。本当に猫を飼ってたことあるの?」と夫を問い詰めたところ、夫が猫を飼っていたのは小学生の頃で世話は親任せ、猫の病気に関する知識もほとんどないと分かり、言うことを鵜呑みにしてしまって苦しい思いをさせてしまった自分を悔い、これからは夫に任せず自分で判断して愛猫の健康管理をしようと決めました。

原因と治療方法

我が家に来る前からかかっていたもので、正確な原因は分かりません。

但し、初めから人懐っこくドライフードを好んで食べていたことからどこかの家で飼われていたのが捨てられたと思われますが、少なくとも捨てられてから日にちが経っていたと思います(ダニやノミだらけでした)

保護された場所からそう遠くない所に野良猫の溜まり場になっている場所があることから、親猫や捨てられてから外で遭遇した猫からウィルスをうつされ、外をさまよっている間に思うように餌もとれずに衰弱して発症したものと思います。

治療方法は下記になります。

エコリシン点眼液・サンテマイシン点眼液は1滴ずつ、テトラマイシン目軟膏は2.5cmずつ、一日2回両目に注入・滴下。

エリスロシン錠・セファレキシン錠は4分の1錠ずつ一日2回服用。

インターキャットは、病院で3日間、1日1回注射。

大まかにしか記録していないのですが、最初の治療は10日~2週間ごとに通院し、3ヶ月ぐらいかかったと記憶しています。

その間、エコリシン点眼液→サンテマイシン点眼液→エコリシン点眼液と切り替えられ、テトラマイシン目軟膏は1ヵ月半めから1週間ほど併用し、エリスロシン錠はその間の2度ほど4日間連続で与えました。

その後、1歳2ヶ月~2歳までの間に何回か再発し、その度にインターキャットの注射に3日連続で通い、並行してエコリシン点眼液とセファレキシン錠を1日2回服用しました。

薬を投与した結果

くしゃみ・鼻水・目ヤニの症状は2週間ほどで効果が出始め、2ヶ月で収まりました。

獣医さんが診て結膜炎と分かる症状(結膜の充血)が収まるのには、まる3ヶ月かかりました。

前述したように2歳までの間に何度か再発を繰り返しましたが、その後は現在に至るまで猫ウイルス性鼻気管炎の症状は出ていませんので、ほぼ完治したと考えています。

ただ、生まれつきのものなのかこの病気の影響なのか右側の鼻涙管が詰まったまま、常に右目だけ涙を流している状態は今も変わりません。

「避妊手術をするついでに鼻涙管を通す処置をする」と言われましたが、体重2.5kg以上にならないと避妊手術そのものがリスクが大きく行えないとのことで、結局成長しても体重が達せず(最高で2.4kg)実現しませんでした。

受診が遅れてしまったことに後悔しています

無知ゆえに初めの受診が遅れてしまったこと、思ったより長く治療期間がかかり愛猫に何度も動物病院で怖い思いをさせてしまったことに飼い主としての責任を感じ、長く悩んでいました。

2歳を過ぎて症状が出なくなったことで「これで一人前の元気な猫にしてあげられた」とほっとしました。

鼻涙管が詰まっていて右目が常に涙目なのは治してやれないまま17歳の現在に至りますが、本人(愛猫)は不自由しているようではないし、今はこの子の個性だと思っています。

治療には数ヶ月かかることもあります

「猫風邪」といわれるように、人間と同じような風邪の症状に見えますが、治療には数ヶ月かかる厄介な病気です。

猫ちゃんに毎日目薬をさしたり、上手に錠剤を飲ませたりするのは少々大変ですしコツもいりますが、すぐに慣れて嫌がらなくなりますし、治療を続ければ回復して元気な猫ちゃんになれます。

通院が多くなりますが、あきらめないでください。

また、他の猫ちゃんとの接触でうつる病気なのでワクチン接種を必ず受けさせるとともに、できればお外に出さず完全室内飼いをしてあげてください(複数飼いしている方は、お家の猫ちゃん全員)。