- 犬
- チワワ
- 11歳
- 2.5kg
- 病名/僧房弁閉鎖不全症
- 薬名/エースワーカー、ベトメディン
時々咳き込むようになった愛犬
今まで多くの犬を育ててきましたので、小型犬ですので特に注意をしていました。時々咳き込みましたので、すぐに病院に連れて行きレントゲンと超音波をかけました。
やはり僧帽弁と三尖弁に逆流が見られ直ぐに薬を飲みはじめました。とにかく治る病気ではないので、現状を維持し進行させないようにすることに決めました。
小型犬の宿命のようなものなので覚悟はしていました。とにかく早期発見・早期治療これにつきます。動物はギリギリまで症状を出しません。
原因と治療方法
原因は加齢および遺伝的要素らしいです。
朝夕2回、夕方1回に「ベトメデイン」「エースワーカー」をもう4年ぐらい飲ませています。
最初はエースワーカーだけでしたが、2年ぐらい経って少しだけ咳が見られたので、ベトメデインを早めに追加しました。
この組み合わせは、今までの経験から考えるととても良いです。色々やり方があると思います。
薬を飲んで現在に至るまでほとんど進行しておりません。
末期にならないように気をつけること!
この病気は、進行を遅らせるだけで完治することはありません。とにかく末期の状態にならないよう日常的に注意することだと思います。
薬をしっかり飲ませること、室内の温度を26度でコントロールすること、湿度もしっかり調節55%ぐらい、散歩は止めること、興奮させないこと、食事の変化に気をつける事、定期的に病院で心臓の大きさの検査を受けるなど、このように管理していても本当に突然死することがあります。
この病気の末期は、飼い主もワンチャンもとても大変なものですので、今までの経験から早期治療・安静を守ってください。
温度管理は絶対に必要です。
何匹も僧帽弁閉鎖不全で亡くなりましたが、本当に末期は苦しそうでかわいそうです。
病院につれていくときのため携帯の酸素を用意しておくと良いと思います。
今でも病院の酸素室で起座呼吸をして大粒の涙を流したワンちゃんのことが忘れられません。頑張ってケアしてください。