- 犬
- ヨークシャーテリア
- 12歳
- 3.1kg
- 病名/尿路結石
- 薬名/ウロカルン
愛犬の膀胱に大きな石が見つかりました
毎日散歩に行ったら、いつも元気よく匂いつけのためにおしっこをするのに、当時は散歩に行ってもうんちはしてもおしっこはあまりしないなと思っていました。
不安になってよくよく観察していていると、おしっこは出てはいるが、勢いよく出てなかったので、心配になりかかりつけの動物病院に診察予約をしました。
そこでレントゲンを撮ってもらったら、膀胱にミートボールより一回り小さいくらいの石があることがわかりました。
そのかかりつけ動物病院で言われたのは、たくさん水を補給させて、できるだけおしっこを出させてあげてください、とのことだったけど、もう高齢なので、よくならなくて腎臓自体がだめになっちゃったらどうしようととても不安に感じました。
尿路結石の治療方法
原因は尿のpHがアルカリ性に傾いていることによってできたものでした。
獣医師が処方してくれた「ウロカルン」という薬をお米ぐらいの大きさに砕いたものを餌に練りこんで食べさせました。
与えた期間は2週間。正直、経過はあまりよくなかったです。
結局、薬で石が排出することなかったので、かかりつけの動物病院がもう少し大きな検査をしてくれる、施設や機械も整備されている、もう一つ大きな動物病院を紹介してくれました。
そこでもまた定期的にレントゲン検査をしながら、尿を酸性する薬や抗生物質なども処方してくれていたけど、おしっこは出るのに、石は排出される様子がないから、結局手術しましょう、ということになって、二泊三日の入院をして手術することに・・・。
初めての入院、大きな手術(個人的には)だったので、無事に帰ってくるまで心配だったけど、今じゃ前のようにおしっこも勢いよく出るし、よく走り回るし、散歩も毎日行って、とても元気になりました!
アスファルトを良く舐める犬は注意!
尿路結石になる原因は、意図的か非意図的かわからないけど、口にした金属が体内に入ることによって体の中の酸と結合して、それが石になり尿管や膀胱に蓄積されるようです。
うちの犬はアスファルトをよく舐めてしまうので、そのアスファルトの地面についている成分中に金属や有機物質が含まれているからなったのかもしれません。
尿路結石の予防には、十分な水を補給させて、たくさんおしっこを出させてあげることだと思います。
薬で治らなくても、最終的には手術で取り除くことも可能ですが、きっと手術になるときちんと成功するか心配だと思うので、手術前によく担当の獣医師さんと手術のリスクについても、聞いておくことは大事かと思います。