- 猫
- 日本猫
- 13歳
- 6kg
- 病名/膵炎、糖尿病
- 薬名/フォイパン、インスリン二種(レベミル、ランタス)
異常に水を飲む飼い猫の姿を見て…
愛猫の飲水姿を見ていたら暑くもないのに、異常に長く水を飲んでる姿を見て「あれ?」と思い、おしっこの量も確認してみたところ一回量が多く、色も薄いことが判明しておかしいと思い、動物病院へ診察に行きました。
動物病院ではおしっこ検査と血液検査を行い、血液検査では血糖値が高いこと、おしっこ検査ではおしっこに糖が出ていたことから糖尿病と診断されました。
糖尿病と診断された時、食べさせてたごはんがいけなかったのか?など飼育方法に問題があったのかという自責の念と今後の治療はどうやっていけばいいのか、寿命はどのくらいなのか不安になりました。
1週間くらいで改善の傾向が見られました!
雄猫で肥満気味という体格もひとつの原因の可能性がありましたがが、うちの子の場合は「膵炎」が大きな原因のひとつでした。
治療方法は、膵炎に対してはフォイパンという飲み薬、糖尿病の注射ではインスリン二種(レベミル、ランタス)を使用しました。
膵炎の飲み薬については血液検査で膵特異的リパーゼの値が下がるまで1日2回飲んでいました。
インスリン注射は1日2回皮下に注射していました。インスリン注射を始めてからは血糖値が下がり、血糖値が600以上から200~300台まで下がり、飲水量も以前より減ってきました。約2年くらい皮下注射は続いています。
インスリン注射を皮下に打ち始めてから1週間くらいで見た目の症状が少しずつ改善され、2週間くらいから安定してきました。完治はしていません。皮下注射を続けています。
生活習慣の改善も心掛けています
飲水量が減り、おしっこの量も以前のように戻ったときはとても嬉しく、治療前に比べて、ごはんの種類や与え方など生活習慣を出来るだけ改善し、愛猫の生活習慣をより注意深く観察するようになりました。
しかし、インスリンの皮下注射は続けて無くてはいけないため、きちんと打てているのか、また、家では採血して血糖値を測る事が出来ないため、逆に低血糖になりすぎていないかはいつも不安になります。
特にご飯の食べが悪かったり、吐いてしまった時はとっても不安になります。
糖尿病の治療は早期発見が肝心!
他の病気もそうですが、糖尿病の治療は早期発見が肝心だと思います。
病気の発見や治療が遅れると命に関わる事にもなりかねないので普段から愛犬、愛猫の飲水量やおしっこの量、色をよく観察しておいた方が良いと思います。
少しでも以前より多かったり、あれ?と疑問に思うことがあればすぐに動物病院での診察をおすすめします。肥満にさせないことも大事です。
またうちの子は膵炎という病気が併発した糖尿病だった為、皮下注射は継続していますが、猫ちゃんの糖尿病は適切な治療をしていけば、インスリン注射がいらなくなることもあるとの事なので、諦めないで治療を頑張って欲しいです。