- 猫
- ミックス猫
- 8歳
- 3.2kg
- 病名/猫ざそう(猫にきび)
- 薬名/ヒビクス軟膏
飼い猫の下顎に黒いポツポツしたものが・・・
5年前の話ですが、うちの猫が下顎に黒いポツポツがちらほら見えるようになって、ペット用の顎拭きできれいにしてあげても、繰り返しカサブタになったことで病気かもしれない、と気づきました。
ネットで調べて、猫にきびと呼ばれている皮膚病の可能性が高いことを知り、あわてて動物病院へ。
ドクターから猫ざそう(猫にきび)だと診断されるまで、「なにかもっと深刻な感染症だったらどうしよう」と、とても心配でした。
また自分のケアの仕方が良くなかったのかも、とくよくよしました。
薬を塗っったら改善されました!
下顎部分は猫が自分でしっかり舐めて手入れができないので、分泌物や汚れが毛穴につまって発症するそうです。
猫の種類や年齢は関係なく、環境やストレスによる体調の変化に関係があるとのこと。
ペットショップ併設のホームセンターのペット用品フロアで「ヒビクス軟膏」を購入(動物病院で教えてくれました)
1日1回、5日間、部位をきれいにしてから塗布しました。
舐めてしまわないように、食事やトイレをすませて眠るときを見計らって塗布。
3日目あたりで、掻いてしまったところがきれいになってきて、増えなくなりました。
カサブタの掻き壊しがきれいになったので、5日間使用して終了。
その後はたまにカサブタができることがありましたが、薬を利用することなく現在に至っています。
日々のチェックが必要だと痛感
治ってよかった!という気持ちと、軟膏をなめてないかどうかちょっと心配な気持ちがありました。
それから、ウェットフードを食べた後は、顎の下を拭いてあげることを欠かさず続けて再発を防ぎました。
我が家の猫は完全室内飼いで、3種ワクチンも摂取しているので、感染症のリスクは低いのですが、言葉で訴えることのできないペットは、飼い主がいつも体調をチェックしていることが大事だと、つくづく思いました。
ちょっとでも心配なことがあったら、かかりつけの動物病院へすぐ連れて行くようになりました。
自己判断せずに病院で診察を!
猫にきびはどの猫にも発症する可能性があります。
慢性化や重症化、また他の皮膚疾患ということもあるので、素人判断はせずに、気になる症状がある場合は、すぐに病院へ連れて行くのが最善だと思います。
そのためには、ワクチン接種や健康診断で、信頼できるかかりつけの動物病院をもつことが大事です。
ドクターのアドバイスに従うことが治癒への早道です。
毎日のこまめなブラッシングやスキンシップの時に、毛艶や皮膚の状態をていねいにチェックすることも、大事に至る前に治療にアプローチすることにつながると思います。